《お知らせ》

2012 / 11 / 28  10:20

【日記更新「個性を殺すな」】

先日、コンサル先の学習塾で

保護者を対象とした講演をさせていただいた。

テーマは「子どもの進路と業界情報」

いま現在一般社会では、会社では、お店では

どんなことが起きているか

どの状況下で

子どもの進路はどうアドバイスしてやるべきか

そんな話を1時間ほどした。

その中で参加された保護者から

「友達とのコミュケーションが苦手な子どもにたいして

どうアドバイスをすればいいのか?」

という質問を受けた。

話を聴くと、どうにかして我が子の性格を変えたい

という母親の想いがひしひし伝わってきた。

しかし、私は

「そのアドバイスじゃ、ダメになりますよ」

とバッサリ。

「友達をうまくしゃべれないのは理由がある。

それはその子の個性なんですから。

それを尊重してあげないと。見守ってあげないと。」


とかく、親というのは自分の子どもに対して

無い物ねだりをしてしまう。

子どもだって、いろいろ考えながら生きている。

強引に子どもの性格を親のレールにしいては

「らしさ」を失い、本当に進みたい進路を見つけにくくなる。

子どもを信じて、個性を見極めて

最終的には進路を本人に決めさせること。

それが、社会の第一線で活躍している人の共通項だ。

子どもも社員も個性を殺してはいけない。

とくに中小零細企業では、個性の固まりで経営していかないと

大手には太刀打ちできない。

私のコンサルのポリシーは「個性を殺さないこと」

それが経験上から言える繁盛哲学だ。