《お知らせ》
2013 / 02 / 07 11:23
【日記更新「先代経営者は黙って見守って」】
我が子に経営を引き継いだにも関わらず
会社の経営に変に口を出して
後継者や社員のモチベーションを下げる
先代経営者の話が絶えない。
つい先日もそういう相談を受け、
私のコンサル先もそういうケースが多々ある。
会社経営が、販売促進が上手くいく方法に
やはりチームワークの良さという点がある。
私の経験分析上、このチームワークを築くには
経営陣の方針や方向性が1つに定まっていることが大前提なのだ。
昨日、現社長から言われたことが
今日になったら先代社長にひっくり返されている。
そんな経験はおそらくみなさんされているだろうし
これをご覧の経営者の方もそんなことをしていないだろうか?
たいてい私がアドバイスするときは
「先代社長は黙って見守ってあげておいてください。ややこしくなるので。」
といくら年上であろうと厳しく言う。
たしかに、第一線から離れて会社経営に口出ししたい気持ちは分かる。
自分の存在意義・居場所の探求やプライドが
そうさせることを知っている。
しかし、そんな衝動をぐっとこらえて
バトンタッチした若手の頑張りを温かく見守るのが
事業継承のテクニックの1つなのだ。
先代経営者の介入で経営が上手くいっていない方は
ぜひとも相談して欲しい。
そこを解決しないと、販促だの顧客満足向上だの
机上の空論で終わるのだから。